2社択一ルート
新千歳空港から夕張方面への無駄がない直通バスというのは、調査時点ではスキーバス以外は運行されていませんが、雪山登山者向けにご紹介しておきましょう。Mt.レースイスキー場の営業期間中を基本とする、夕張鉄道株式会社と北海道中央バス株式会社の共同運行で、過去の実績として2010年11月27日〜2011年4月3日に1日あたり4往復、金土日や年末年始周辺では6往復しています。登山で利用するであろうバス停は新千歳空港(15番バス乗り場)とJR千歳駅前バスターミナル、夕張側は夕鉄本社ターミナルでしょうか。参考所要時間は新千歳空港から夕鉄本社ターミナルが69分で、運賃は片道1400円です。しかし雪山登山となると夕張岳ヒュッテへ至る14kmのうち4.7km地点にあるゲートは施錠されているので、そこから先の鹿島林道は雪の中を歩かなければなりません。また夕張岳ヒュッテはその時期営業しておらず、避難小屋として維持管理されているだけです。さて、通常期の唯一の選択肢といっても良い、札幌から夕張までのバスをご紹介しましょう。ひとつが北海道中央バス株式会社運行の札幌発夕張行きです。始発駅の札幌駅前バスターミナルから乗って夕張市の若菜交差点付近にある夕張テニスコートバス停が一番近いバス停です。但しバス停で降りてタクシーに乗り換えるには目的の方角から逆方向となりますが、2分後に到着する鹿の谷駅前バス停の方が良いかも知れません。所要時間は1時間34分で、1日3便です。運賃は1700円程度で、予約不要です。ルートとしては高速道路ばかりで行く遠回りルートではなく江別東インターや南幌町、JR栗山駅から栗山町の山に入り夕張を目指すルートです。もう一つは夕張鉄道株式会社が運行する急行バスで、本社のある夕鉄本社ターミナルが夕張市若菜にあってそこが最寄りのバス停になります。起点となる札幌のバス停はJR札幌駅から13kmも離れた札幌市厚別区にあるJR新札幌駅や地下鉄新札幌駅付近にある新札幌バスターミナルで、商業施設duo-1の1階部分がバスターミナルです。但し停留所の名前として、夕張鉄道株式会社では新さっぽろ駅と呼んでいて北12番乗り場を使用しています。ルートは北広島を通って由仁駅前などを経由し栗山町から山に入り夕張市に入って若菜町までやってきます。なお若菜町にある夕鉄本社ターミナルから夕張岳ヒュッテに、一番近い公共の交通機関のバス停である南部まで30分程度で結んでいますし、JR清水沢駅前からも24分で運行しています。しかしながら南部のバス停留所からタクシーを捕まえるのは、町の規模からいって困難が予想されますから、夕鉄本社ターミナル付近からタクシーを利用するのも一つの選択かと思われます。